タレットパンチプレス

  <用語>                

  タレットパンチプレス  

 読み:たれっとぱんちぷれす
 別名:
プレス機械の一種で、板金加工によく用いられる。
タレットと呼ばれるホルダにセットされた様々な形の金型を使い、鉄やアルミ、ステンレスなどの板に穴をあける加工を行う。
比較的小さい、数十種類もの金型を入れ替えて加工する点が特長で、板に連続して穴をあけることで、任意の形に打ち抜くこともできる。
NCタレットパンチプレスの場合、プログラミングされた数値制御(Numerical Control)により、ワークの所定の部分に、自動で加工が行える。
1枚の板から1種類の部品を抜き出す方法と、複数種類の部品を抜き出すネスティング(板取)と呼ばれる方法がある。
前者は歩留まりが高いのが特徴だが、加工部品が変わる度に、数値制御プログラムを入力し直す必要がある。
また、後者は一度に複数の部品を加工できるが、歩留まりの問題がある。
製品により、最適な方法を選定する必要がある。
現場では、「タレパン」と呼ばれることが多い。