移動平均法

  <用語>                

  移動平均法    

 読み:いどうへいきんほう
 別名:
棚卸資産の評価方法の一つであり、在庫の受入のたびに受入時点での平均単価を計算し、売上原価とする方法。
◆移動平均単価の計算式
移動平均単価 = (受入前棚卸資産の評価額 + 今回受入金額) ÷ (受入前棚卸資産数量 + 今回受入数)

◆期末棚卸額の計算式
期末棚卸額 = 期末棚卸数量 × 直近で算出された移動平均単価

移動平均法はあくまで決算時の棚卸評価の際に計算するものだが、生産管理では在庫部品を使用して製品を製造した場合の製造原価として評価単価を使用。