三層構造のアプリケーション

  <用語>                

  三層構造のアプリケーション  

 読み:さんそうこうぞうのあぷりけーじょん
 別名:

1990年代、ネットワークの技術の進歩に伴い、従来のスタンドアロンシステムからクライアントサーバシステム、インターネットを利用したウェブシステムへと分散化が進んできた。
その過程においてデータの表示をする部分、データの加工処理を行う部分、データを格納する部分の三層で構成されるようになってきたが、最新のシステム構成では、データを表示するクライアント、データ加工を行うアプリケーションサーバ、データを格納するデータベースサーバで構成され、ハードウェアでも三層構造となっている。
三層構造は、クライアントサーバから構成される二層型システムに比べ、処理はサーバに持たせるためクライアントの負荷が軽く、多数存在するクライアントへのアプリケーションが不要となり、保守が大幅に軽減されるメリットがある。