個別原価計算

  <用語>                

  個別原価計算    

 読み:こべつげんかけいさん
 別名:

個別原価計算とは、生産にかかった原価を受注ごとに集計する原価計算。
受注生産や見込み生産、ロット生産で、多品種少量の製品を生産する企業向けの計算方法である。
この個別原価計算を行う場合、製造指示書や作業指示書によって生産する形式になる。
受注ごとに原価を把握できるため、損得がすぐに分かるという利点があり、以後の原価見積の基礎資料にすることができる。
ただし、受注ごとに原価を把握するため、多くの時間と費用がかかるという欠点もある。